澳门新濠天地官网

東工大ニュース

16ヵ国22人の学生が2023年度スチューデント?アンバサダーに就任

海外の入学希望者へ東工大の魅力を伝える

公開日:2023.09.14

16ヵ国22人の学生が2023年度スチューデント?アンバサダーに就任

東京工業大学では、2020年度から「スチューデント?アンバサダー(Student Ambassador) 」の活動が始まりました。 スチューデント?アンバサダーに任命された学生は、海外に住む東工大への留学希望者に向け、東工大での学生生活や研究活動などを英語のブログで発信しています。また、ブログ執筆のほかにも、東工大の動画出演や広報媒体への協力、留学フェアへの参加など、国際交流やPR活動に務めています。

2023年度は、16ヵ国22人の学生がアンバサダーに就任しました。6月8日にはキックオフ?セレモニーとしてアンバサダーの学生が集まり、自己紹介や活動に関するディスカッションを通じて本格的な活動が始動しました。

4年目を迎えたスチューデント?アンバサダーは、これまでにないほどバラエティに富んだ国や地域からの出身者が集まり、コロナ禍の中で始まった活動の幅を広げようとしています。

新アンバサダーは14人

2023年度から新たにスチューデント?アンバサダーに就任した14人を紹介します。

マリアム(Mariam)さん

マリアム(Mariam)さん

出身国:アラブ首長国連邦/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 修士課程2年

学部では英文学を専攻しましたが、忘れかけていた自分の夢を実現するため、東工大の環境?社会理工学院に進学しました。小さいころから環境保護に関心があり、学校のキャンプ、セミナーに参加し、この目的を支える一翼を担っていました。来日して新しい生活を始め、とてもわくわくする一方で、乗り越えるのが大変な冒険でもありました。誰も知らない、日本語もほとんど分からないという環境の中、胸がつぶれる思いもしましたが、なんとか乗り越え、この新しい生活に慣れつつあります。

ヴィナイヤーク(Vinayak)さん

ヴィナイヤーク(Vinayak)さん

出身国:インド/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 博士後期課程2年

ユネスコ世界遺産都市であるジャイプール出身で、東工大のすずかけ台キャンパスにある研究室に所属しています。人生は、旅になぞらえることができます。人生を完璧にすることを目指すのではなく、完璧に至っていない状態のその過程を楽しむものだと思っています。すずかけ台キャンパスに来る機会があれば、また、単に誰かと話したくなったら、是非私に連絡をください。この素晴らしい大学を共に探検し、そして人生を共に楽しみましょう。一人ひとりの人生に小さいかもしれませんが素敵な変化をもたらせたらと思います。

アユブ(Ayoob)さん

アユブ(Ayoob)さん

出身国:インド/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年

インド南部のティルネルヴェーリ出身です。学生時代のほとんどはサウジアラビアでしたが、最初の1年間と最後の2年間はインドで学生生活を過ごしました。自由な時間ができると、近所のパン屋やカフェの食べ歩きを楽しんでいますが、長い休みの時は遠方へ足を延ばしています。日本での生活は初めて経験することが多く、特に言葉や食べ物に関してはたくさんの冒険に挑んでいます。

サデア(Sadeer)さん

サデア(Sadeer)さん

出身国:ヨルダン/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 修士課程2年

美しい山々が広がる中東ヨルダンのアンマンから来ました。文部科学省の国費留学生で現在修士課程の2年目を迎えています。学部では電子工学を専攻し、副専攻で経営学も学びました(2017年米国)。来日前はコンサルティングや起業関連の業界に従事しました。この経験を経たことにより、持続可能な開発に関する研究への関心が高まりました。お互い切磋琢磨し、世界によりよい影響を及ぼせるよう頑張りましょう!

キース(Kies)さん

キース(Kies)さん

出身国:リベリア/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 修士課程1年

学ぶことへの情熱、そして世界に何らかの働きかけをしたいという思いから東工大の修士課程で学ぶことを決意しました。東工大に入学してから、リーダーシップやチームワークを醸成する力が付き、さまざまな背景を持つ人たちとの有意義な結びつきを作ることができました。私の一番の原動力は、人々が自分の可能性を発見し、発展させることができるような模範的な人生を送ること、つまり目的を持って生きることです。全ての人に質の高い教育を提供すること、そして持続可能な開発目標(SDGs)の特に目標4の「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」への支援と促進を強く希望します。

ケー(K)さん

ケー(K)さん

出身国:タイ/環境?社会理工学院 土木?環境工学系 修士課程1年

2022年に文部科学省の国費留学制度の申請が認められ、同年東工大の修士に入学しました。車両交通や地震の負荷が建物や橋に与えるクラックや破壊の原因について研究をしています。土木工学に興味を持つようになったのはシリントーン国際工学部(タイのタマサート大学の独立高等教育機関)の学部時代です。大学以外では、ゴルフやバドミントンなどのスポーツや、東京のカフェ巡りを楽しんでいます。

アピ(Apy)さん

アピ(Apy)さん

出身国:インドネシア/所属:工学院 経営工学系 修士課程1年

学部では化学工学を専攻しました。卒業後は路線を大きく転換して、eコマース業界で働いていました。その後インドネシア教育基金奨学金を得ることができ、2022年秋に東工大の修士課程に入学しました。高校時代から将来留学したいと希望しており、日本は最も留学したい国でした。留学生として日本での生活は、新鮮でかつとても刺激的です。この私の経験を皆さんと一緒にシェアできたらと考えています。

アレックス(Alex)さん

アレックス(Alex)さん

出身国:アメリカ/所属:生命理工学院 生命理工学系 博士後期課程1年

東工大に来る前は、大手の製薬会社2社で早期治療薬の研究開発に従事していました。私はこれからも、薬を必要とする患者さんのために開発に携わり続けたいと考えています。日本に来るのはこれが3回目で、前の2回も留学生として日本で有意義な毎日を過ごすことができました。日本に滞在した間、たくさんの思い出や友人を作ることができ、日本が自分にとって2つ目の「家」だと感じています。

ジェナ(Jenna)さん

ジェナ(Jenna)さん

出身国:イギリス/所属:生命理工学院 生命理工学系 修士課程2年

リーズ大学で学士を取得し、その間交換留学制度を使って大阪大学で1年間過ごしました。交換留学の経験を経て、更に日本で勉学を続けたいと思うようになりました。日本の研究室で、異なる文化を持つさまざまな人たちと共に研究をするのはとても貴重な経験でした。研究テーマは抗真菌薬耐性の研究で、学業以外では東京の近郊のさまざまな地域を訪ねるのを楽しみにしています。

エデン(Eden)さん

エデン(Eden)さん

出身国:ハイチ/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 修士課程1年

カリブ海の美しい島国であるハイチ出身です。土木工学の学位を取得してから3年間、社会経験を積みましたが、自分の知識を更に深めるため、留学を決めました。2022年に文部科学省の国費留学制度が認められ、東工大に入学し、ハイチにおけるエネルギー生成と廃棄物処理を研究テーマとしています。新しい人と出会い、自分の文化の視野の幅を広げていきたいと思っています。

カイ(Kai)さん

カイ(Kai)さん

出身国:ベトナム/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程4年

海に面した都市、フエ出身です。フエは毎年台風や、海から発生する自然災害の影響を受けているので、台風のメカニズムをより深く知りたいと思うようになりました。今は気象現象に関連したものを研究テーマとしています。また、情報工学にも興味を持っています。日本への留学を決めたことは人生の中で最良な決断だと思っています!

ペアー(Pear)さん

ペアー(Pear)さん

出身国:タイ/所属:環境?社会理工学院 土木?環境工学系 博士後期課程1年

豪州メルボルンで生まれ、タイで中国とタイの二つの伝統的な文化が融合した環境のもとで育ちました。建築の学位を取得後、文部科学省の国費奨学金制度を得る事ができ、2020年に東京工業大学の修士課程に入学しました。現在、博士後期課程に在籍しています。研究テーマは、持続可能な環境社会を実現するため廃棄プラスチックのコンクリートへの再資源化に取り組んでいます。

カカ(Kaka)さん

カカ(Kaka)さん

出身国:インドネシア/所属:環境?社会理工学院 融合理工学系 学士課程2年

東工大での学生生活はとても活気に満ちています。授業をはじめ、学生向けのイベントなどいろいろな機会があり、自分自身が学業や社会性、そして人間としての情緒面で大きく成長したことを感じています。日本は素晴らしいところが豊富で、魅力的な経験をたくさん積むことができています。今、僕は挑戦的で、とてもわくわくする、そして目を見張るような経験を東工大で体験していて、これを皆さんとシェアしたいと思っています。

ウー(Wu)さん

ウー(Wu)さん

出身国:中国/所属:環境?社会理工学院 建築学系 博士後期課程1年

2022年に博士後期課程に進むため東工大に入学しました。修士時代には、交換留学のプログラムを使って日本に留学しました。日本での学生生活は楽しいです。専門の研究や日本語や英語の勉強はもちろんですが、日本の風景や文化にとてもひかれています。AI技術を建築や土木工学により効率的に使用する方法を研究しています。

お問い合わせ先

教育本部アドミッション部門/学務部入試課

Email admission.bumon@jim.titech.ac.jp